このページでは、麦生集落をつつむ自然を写真で紹介しています。
風景 ◆山、海、むぎお集落を包む大自然の写真
屋久島は急峻な山の裾野が海に落ちるような形をしていますので平坦地が少なく、集落は山岳地帯より迫り来る照葉樹林に埋もれるようにして存在しています。麦生集落も、雄大な山、深い森、澄み切った川、豊富な水量の滝、青く広がる海など大自然に包まれています。
雄大な照葉樹林の裾野 澄み切った水 真っ青な海
海まで続く深い森
水平線からゆっくり昇ってくるオレンジ色の太陽。新緑に燃える緑色の森。山に降る雨は滝を作り、澄み切った清流は一気に真っ青な海に吸い込まれていきます。満天の星空とまばゆいほどの月の輝き。ご紹介しきれないほどの大自然に囲まれて、集落は在ります。くわしい写真のページでご覧ください。
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植物 ◆亜熱帯の里、麦生集落に咲く花や木の写真
屋久島の里は亜熱帯に属し、真冬以外はハイビスカスが咲いています。里で見かける花や木も本州では見かけないものがたくさんあり、また、雨が多いのでさまざまなシダの仲間が目に入ります。屋久島を南限や北限にする植物も多く固有種は40種とのことです。ここでは、麦生集落で見かける花や木をご紹介します。園芸種も含まれます。
ハイビスカス、アジサイはあちこちに 珍しい草花も
サクララン
つる植物で初夏から秋に咲きます。
ロウ細工のような質感の花
森の木々のほとんどは花を咲かせ実をつけます。湿気の多い森の中にはシダやラン、キノコがあります。アジサイは島に合うようで、神社や道路脇によく植栽されています。ハイビスカスにはたくさんの種類があり、珍しい花があると枝をもらって挿し木にして増やす人もいます。また道の脇でも目を凝らすと野生の小さな花が咲いています。くわしい写真のページでご覧ください。
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生き物 ◆シカ、サルをはじめ、鳥、昆虫など多様
屋久島の大自然は多くの生き物を育んでいます。一番大きい野生動物はヤクシカです。ヤクザルとともに島内の生息数はかなりの数になり、タンカンなどの果樹園や畑では食害があり農家の人は困っています。
鳥類は、海で生きるものから深山に棲むものまで出会うことができます。昆虫類に至っては実に多くが生息していることでしょう。
身近に出会う森の鳥 蝶など昆虫もたくさん
アオゲラ
きつつきの仲間です
麦生集落では、海岸寄りの農地から照葉樹林の山麓までたくさんの生き物に出会えます。田圃では水辺の鳥が、山では森の鳥が見られます。スズメやカラスもいますが数は少ないように思います。鹿と猿は数が多く、近年は海岸近くの里まで下りてきて畑を荒らします。
昆虫はいたるところにいます。家の明かりにクワガタやカブトムシが飛んでくるところもあります。動物の姿を写真に撮るのはむつかしく、枚数は少ないですが、くわしい写真のページに載せました。ご覧ください。
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